睡眠時無呼吸症候群( SAS: Sleep Apnea Syndrome )とは?|守山市の内科・消化器内科・日帰り大腸ポリープ手術|坂井クリニック

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睡眠時無呼吸症候群( SAS: Sleep Apnea Syndrome )とは?

睡眠時無呼吸症候群( SAS: Sleep Apnea Syndrome )とは?|守山市の内科・消化器内科・日帰り大腸ポリープ手術|坂井クリニック

2025年5月31日

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まる無呼吸になったり、 もしくは浅い・弱いなどの低呼吸になったりする病気です。 英語では Sleep Apnea Syndrome となるため、その頭文字を取り SAS とも呼ばれ ており、日本における潜在患者は約 900 万人ともいわれています。

 睡眠中に何度も息が止まると眠りの質が悪くなり、日中の眠気やからだの怠さなどの症状を引き起こし、社会生活に影響を及ぼすことがあります。また、血液中の酸素が欠乏することによって心臓、脳、血管に負担がかかり、脳卒中、狭心症、心筋梗塞などの重篤な合併症を来たす危険が高まります。そのほか糖尿病、高血圧症などさまざまな持病への悪影響も報告されています。

原因・症状

睡眠時無呼吸症候群は、空気の通り道(上気道)が狭くなることによって生じる閉塞性睡眠時無呼吸症候群と、脳から呼吸をする指令が来なくなってしまうせいで生じる中枢性睡眠時無呼吸症候群の2種類に分類されます。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群の主な原因

肥満や小さい顎、舌の根元が落ち込む舌根沈下、飲酒、睡眠薬の使用などが挙げられます。また鼻炎などによって鼻づまりがある方も無呼吸になりやすいと言われています。小児の場合はアデノイド・扁桃が大きいせいで無呼吸を来すことがあります。

                 

中枢性無呼吸症候群の主な原因

脳卒中や心機能低下において比較的よく見られますが、発症のメカニズムはまだ完全には解明されていません。

                

当院で検査・治療できます

ご自宅で寝ている際の呼吸と血液内の酸素量および脈拍をモニタリングします。入院の必要はありません。
簡易検査を行うにあたって、専用の装置を付けて一晩寝ていただく必要があります。

当院ではご自宅に検査装置を直接郵送し、簡単に検査を行っていただけますので、検査機器を持ち歩く必要はありません。

           

CPAP治療

当院ではCPAP治療を行っております。鼻に装着したマスクから空気を送りこむことによって、ある一定の圧力を気道に送り込んで、気道を広げる方法です。Continuous Positive Airway Pressureの頭文字をとってCPAP(シーパップ)と呼ばれ、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のもっとも重要な治療法のひとつです。

CPAPの治療をご継続いただくには、1から3か月に1回の通院が必要です。

1か月のご負担は、3割負担で約5,000円、1割負担で1,500円程度です。当院ではフィリップス社が専門的にサポートを行います。

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